Miki Wanibuchi Exhibition, "Touch THE BOUNDARY"
わにぶちみき個展
「Touch the boundary」

10月11日(土)〜23日(木) 12:00〜18:00(水・金休廊)
オープニングレセプション&トーク:
10月12日(日)午後4時〜


アーティストステートメント

わたしの制作の中心は「境界線」を追うことにあります。それはちょうど自己と世界、または人の内と外とを分けるような境界線です。それを描くことはわたし自身にとって、自分というもの、世界というものの輪郭を知るための重要な側面を持っていますが、それ以上に観る人にとってもそこに境界があるのだろうと気づかせることを目的としています。それがひいては本当の意味で、人々が他人と世界とを知ることの第一歩になると考えるからです。

近年の作品では、白い画面を、観る人と絵の向こう側を隔てる境界として描いています。作家が絵を描くとき、その背景には何があるのか。キャンバスという物質から、伝えようとするイメージになるまでのその境目にクローズアップする。そこには作家として、世界と関わった事実があるべきであると考えます。ほとんどを白で覆った作品には親切な説明的要素はおよそ見当たりません。しかし、わずかにキャンバスの縁に見え隠れするヒントから、「境界」を意識させること、作家の背景を想像させること、そしてそのうえで観る人の想像力を研ぎ澄ますことができればと考えています。

個展「Touch the boundary」では、キャンバスの上からギャラリー空間全体へと場所を移し、表現することに挑戦します。 “「市場」という日常的な空間の中”に開かれた“境界線の無い”ギャラリーに、境界線はほんとうに存在しないのか。実際に空間を触り(=Touch)その境界(the boundary)を探ります。そしてその向こうにあるものは――?桜井市場という風景を、その境界のあたりに作家の行為の軌跡とともに少しのヒントを残しながら展示します。そして観る人はそれを、もうひとつの境界を隔てて二次的に目撃する。そのものを同時に見ることはできない、けれど、観る人にその境目を歩いてもらい、そこで各々の記憶と想像力で実物と照らし合わせながら鑑賞していただきたいと思います。行ったり来たり、その不安定な境目はあなたにどんな感触をもたらすでしょうか。

(わにぶちみき)


わにぶちみきのウェブサイト
http://www.mikiwanibuchi.com/


現行ログ/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND
[TOP]
shiromuku(u2)DIARY version 2.61